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2013年06月23日

創る事は呼吸をするようなもの。そして会話のようなもの。

先日、盟友にして師匠から「ちょっと今度の映像、ワンシーン手伝ってくれない?」と編集の依頼が深夜に飛び込んで来た。

僕は基本的にAll Welcome。予算も納期も聞かずに即決する事の方が多い。ただ、尊敬する人から、依頼をもらえること自体が嬉しいのだ。とはいえ、最近AfterEffectsにも触ってなかったから、ちょっと自信なかったけどね。

今回は、絵コンテとLineだけで指示だしをして、盟友(兼・本件のDirector)と一言も会話をしないで意思疎通を図るという無謀な試みもやってみた。

22時に引き受けて、仕上げは5時。

本当なら、こんな怖い引き受け方はしない。何度も修羅場を一緒にくぐってる仲間とだからこそ出来るモノヅクリ。

お酒を飲んだり、博打を打ったりするよりも、僕はコレが楽しいのですよ。仲間と一緒に作り上げる事が。

今日、僕が手伝ったシーンを含めた、全体の映像が届いて、また嬉しくなった。
阿吽の呼吸、とまで言えるようになったかどうか解らないけど、僕は彼とタッグチームとして、機能できているんじゃないかと錯覚しそうになる。
実際には、技術的にまだまだなんだけどね。

今回、また3フレームと4フレームの違いに大いに悩まされた。
1フレームの違いがわかるほど僕は細かくなく、また映像を未だ体得できていないのだけど。
3フレームでの動きが4フレームでの動きと違って圧倒的に気持ちよさに繋がる事がある。(逆もまた然り)
何度も何度も繰り返し動きを見ながら、フレームを少しづつ変えながら、気持ちよさのベストを求めつづけました。



その盟友。この8年、いろんな出逢いがあったけど、その中でも間違いなく五指に入る腐れ縁、もとい、四次元殺法コンビ。このコンビ、時空と次元ならぬ、予算と納期を自由自在に操る事が出来るのですよ。

この記事書いた人 x-10 : 2013年06月23日 00:58



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