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2010年01月31日
Magazine Life
雑誌づいてます。
もともと雑誌と言う媒体が大好きで、それこそ大学4年次ぐらいには月間50媒体くらい読みつぶしてた記憶があります。ああいった雑誌の端々にある小さなコラムが特に好きでした。
時代が変わり、2000年代以降になると、とんと雑誌を読まなくなってしまいました。理由は簡単。ネットばかりしてたから。
これはこれで必要な情報を集めるには良かったのですが、ご存知の通り、ある分野に対して、面的アプローチで塗りつぶすには、ネットは散文的すぎるのですよね。
それはそれで、ネットジャンキーである自分を後悔したりはしないのだけれど、iPhoneを持ち、散文的ネット活用(Twitter、Tumblr、etc)に磨きがかかると、ある分野に関して、知識を面的に(または球体的に)塗りつぶすための雑誌読破欲が戻ってきました。
今月も久々に雑誌をバカ買い。自分に関係する業界紙はもちろん、趣味関係の雑誌も堀りまくってきました。
そんな僕の雑誌読み手法のひとつ。
月に一冊は「全く分野の違うマニアックな雑誌(いわゆる業界誌)を買う」
別に「S&Mスナイパー」や「サムソン」を購入しようと言ってるわけじゃありません。これらも名雑誌だと思いますが。ええ。
いやでも特にS&Mスナイパーは雑誌としてのクオリティは抜群に高(略)今日はその話がメインではありません。(にしてもまだ刊行してるのかな)
自分の全く知らない分野の雑誌を紐解くこと。そしてその雑誌を、一月分でいいから隅々読むこと。本当に目からうろこが50枚近く落ちるほど新鮮な驚きがあるのですよ。皆さんにも是非オススメしたい。
たとえば、僕が体験した中で、こういう雑誌技を身に付けるきっかけになったのが「月間廃棄物」。
当然ながら廃棄物に関するビジネスを行っている人たちがいるわけで、その人たちへの情報共有のための雑誌は必ず存在しているのですよね。
この雑誌を知った当時、僕はゴミ処理場の撮影をしていたと言う関係もあって無関係な分野ではなかったのですが、まあ自分の知らないベクトルで話が繰り広げられていることの衝撃。じぶんの知識の少なさと目線の薄さを真剣に思い知ります。
たとえば…今月号の「月刊廃棄物」から特別寄稿のメニューを抜粋すると…
・ごみ手数料を強制徴収できるか?
・古紙偽装問題は何をもたらしたか・上
・海洋越境ごみに埋もれる宝の島「沖縄」
・廃棄物減量等推進員制度の現状と課題
・災害廃棄物に関する危機管理の現状と提言
と、生涯知らないかもしれない情報が沢山載ってます。
で、自分の知らない知識に対して「お、何コレ、面白そう!」と思える人にとっては、こんなに楽しい遊びは無いのですよ。ちょっと興味が出たら3ヶ月くらい買ってみたらいいです。業界によっては2誌3誌と別目線の雑誌が出てますからこれらを半年隅々読めば間違いなく業界通になれます。
このほかにも、僕が今まで目を通してきたもの(仕事や趣味とは関係ない分野で)としては「月刊会計検査資料」「月刊下水道」「月刊基礎工事」「月刊アミューズメント産業」などなど。
専門誌、業界誌にもマニアック度、一見さんお断り度もいろいろあります。どれかオススメをあげろと言われたら、山本の個人的見解では「月刊飲食店経営」などはとっつきやすいですよ。飲食店は顧客の立場で、縁遠い世界ではないですからね。逆にどれとは言いませんが建築系業界誌は素人お断り度がかなり高いかも。。。
まだ、僕が自前で体現してないですが、絶対に信じてること。
自分と関係ない業界誌を5誌年間購読してたら、人の5倍の企画力が身につくと思います。
もちろん、10誌読めば10倍。それくらいの幅広い知識を洞察力が身につきます。
と言う僕もココ10年やってなかったので、久々に始めようと思いますけどね。はい、えらそうなこと書いてすみません。
この記事書いた人 x-10 : 2010年01月31日 01:32
みんなのコメント
たまに「小悪魔ageha」を読むと面白いです。
投稿者 ヒロ中野 : 2010年01月31日 17:35
あ、小悪魔agehaって雑誌だったのね。。。知らんかった・・・。
投稿者 X-10 : 2010年02月02日 01:02
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